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イスラエルの「嫌われても強い理由」③ ~バビロン作戦~


 

「この国の人々の質僕な習俗とともに、その飾りのなさを私は賛美する。この国土のゆたかさを見、いたるところに満ちている子供たちの愉しい笑顔を聞き」(ヒュースケン 江戸時代)

 

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前回の記事で、イスラエルが現在、世界から「嫌われている」理由として、パレスチナの分離壁の建設をあげました。

でも、イスラエルは過去にも、「バビロン作戦(イラク原子炉爆撃事件)」という世界を仰天させるような軍事行動を起こして、このときも世界中から大きな非難を浴びています。

 

今回の記事は、この「バビロン作戦」から始めます。

1981年当時、イラクはフセイン大統領のもと、原子力開発を行っていました。
イラクとしては、これは、「平和利用のため」だと主張していたのですが、イスラエルはこれを信じません。

 

まあ、「信じろ」と言う方がムリかもしれませんけど。

 

イスラエルは、この動きを「対イスラエル」をと考えました。

 

「イスラエルのすぐ近くにある反イスラエル国家が、核兵器を手に入れる」ということは、イスラエルにとって大きな脅威になります。
国の存亡にかかわる重大事です。

 

これは、キューバ危機のときのアメリカに似ていますね。 このときアメリは、キューバを海上封鎖してこの事態に対応しましたが、イスラエルは、思い切ったことをしています。

 

というか、とんでもないことです。

 

それがバビロン作戦で、このとき、イスラエルはイラクの原子炉を突然、一方的に空爆して破壊してしてしまいました。
以下、ウィキペディアからの引用になります。

「イラク原子炉爆撃事件(イラクげんしろばくげきじけん)は、イスラエル 空軍機がイラク のタムーズにあった原子力 施設を、バビロン作戦(別名オペラ作戦)の作戦名で1981年6月7日に攻撃した武力行使事件である。これはイラクが核兵器を持つ危険性があるとして、イスラエルが「先制的自衛 」目的を理由にイラクに先制攻撃を行ったものである」

 

ちょっと信じられないことですね。
日本だったら、考えられません。

日本の近くの国が、「平和のため」に原子力施設をつくろうとする。

日本はそれを信じない。
「核兵器を開発して日本の脅威になるかもしれない」と考える。↓
「先制的自衛」として、その国に戦闘機を送ってその施設を爆撃してしまう。

 

もう、小説の世界でしかありえないことです。
このイスラエルの「暴挙」には当然、ヨーロッパを中心として世界中の国が非難の声をあげました。

 

「この攻撃に対し国際連合安全保障理事会決議487がなされ、イスラエルは非難された(ウィキペディア)」

 

先ほどのパレスチナ分離壁の建設やこのバビロン作戦のときもそうですけど、これだけ国際的な批判を受けながらも、イスラエルには、それに動じる気配がありません。

 

ある意味すごいです。
世界から、どれほど嫌われたり批判されたりしても、それをまったく気にしないようなイスラエルの「打たれ強さ」に感心してしまいます。

 

このイスラエルの態度は、一見するとおそろしく傲慢(ごうまん)ですね。
でも、その根底にあるのは、落合信彦氏の記述にある「極度の怯え」かもしれません。

 

「数千年にわたって負け続け迫害され続けてきたユダヤの民たちの『もう絶対に国を失いたくない』という激しい思いの結果であり、極度の怯(おび)えに裏打ちされた強さだった
(憎しみの大地 落合信彦)」

 

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