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アメリカの価値観や文化の象徴!?① 「アーミッシュ」


 

「この町でもっとも印象的なのは(そしてわれわれ全員による日本での一般的観察であった)男も女も子どもも、みんな幸せで満足そうに見えるということだった。(オズボーン 幕末)」

 

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「あなたが思うアメリカン(アメリカ的)なものを教えてください」と聞かれたら、どう答えるでしょうか?

 

自由の女神、ラスベガス、ミッキーマウス、スターバックス、タイムズ・スクウェアなどが頭に浮かんでくるのではないかと思います。

 

アメリカは、日本で最も人気がある国の一つで、日本人にもおなじなものがたくさんあります。
「いろいろ出て来るけれど、その中のどれがアメリカ的なものか」ということを選ぶことが、難しいかもしれませんね。

 

今回の記事では、こうしたものではなく、日本人にはほとんど知られていないけれど、とても「アメリカ的なこと」を紹介したいと思います。
以前、神と結んだ契約を守るために、シリア人に殺されることを選選んだユダヤ人の話を書きました。

この記事を書いていたとき、ふと、江戸時代の「踏み絵」のことが頭に浮かんできました。

 

「踏み絵」
「キリシタン摘発のため踏ませた聖画像。長崎で1629年に開始。のちに真鍮製のキリスト・マリア像となる。長崎奉行が管理。これを踏む行為が絵踏で、九州北部を中心に実施された(日本史用語集 山川出版)」

 

戦国時代に日本に伝わったキリスト教は、カトリックでした。
カトリック教徒だったから、信者は聖画を踏むことができなかったということはあると思います。

 

もし、カトリックではなくてプロテスタントが日本に伝わっていたら、どうだろうか?
案外、簡単に踏むことができたのかもしれないなあ。
ということを、考えていました。
この踏み絵を迫られたとき、自分の命よりも信仰(神との契約)を守ることを選んだ日本人キリスト教徒が実際にいました。残酷で悲惨なことには間違いありません。

 

ですが、彼らにしてみたら、信仰を捨てる方が苦しいことで、信仰を守り続けたのだから、神から「永遠の命」を得られると思ったでしょう。

 

このとき、死を選んだキリシタンは、先ほどのユダヤ人に通じるものがあると思います。
信仰を守ってシリア人に殺されることを選んだユダヤ人です。
現代のアメリカ人やイギリス人でも、「死んでも神との契約を守る」という、そのユダヤ人の考え方を理解することはできるだろうと思います。

 

けれど、実際に自分の命を失ってまで信仰を守ることを選ぶ人というのは、ほとんどいないでしょう。
もちろん、そう迫られるような状況が生まれてはいけないのですけど!

 

あってはいけないことですが、もし、そうなったときに、命より信仰を選ぶような人たちには、心当たりがあります。
「あの人たちなら、ひょっとして」と思ってしまうような人たちがアメリカに住んでいます。

 

前にアメリカ人の友人から、「今のアメリカでは、こんな人たちもいるんだ」と、教えてもらった「アーミッシュ」と呼ばれる人たちです。

 

アメリカのペンシルヴァニア州に住んでいる彼らは、一般のアメリカ人も驚くほど信心深いキリスト教徒です。
そして、アメリカ人の彼が言うには、「アメリカン(アメリカ的)な」存在でもあるといいます。
そのアーミッシュとは、このような人たちです。

 

 「アーミッシュは十八世紀前半、宗教的な迫害を逃れてヨーロッパからアメリカに移り住んだ人たちを起源としている。

彼らは、電気や車、電話などの文明利器を使わず、同じ身なりをし、農業中心の自給自足の生活を旨として、日常生活のさまざまな場面で、互いに支え合い、助け合いながら、一般社会から隔絶して暮らしている。

この一般社会からの隔絶は、『あなた方はこの世にならってはいけない。

むしろ心を新たにすることによって、自分を変え、何が神の御心か、何が善で、何が神に喜ばれ、かつ、全きかをわきまえよ(ローマ人への手紙 12:2)』という聖書の一節に基づくものであり、アーミッシュの考え方の根幹を成すものである(「アーミッシュ」 堤純子)」

 

友人から聞いた話では、彼らは、十八世紀の生活様式を厳しく守って生活しているとのことでした。
そこまでなら、まあ、理解できます。
よく分からないのが、ここです。

 

その時代、自分たちは、国に税金を払っていなかったからという理由で、今でもアメリカ合衆国に税金を払っていないというのです。

 

そして、アメリカ政府も、それが彼らの信仰だと認めていて、税金を免除しているらしいのです。

 

でも、もし、アーミッシュが「電気や車、電話などの文明利器を使う」といった現代的な生活をしたら、それは信仰を放棄したとみなされ、税金を徴収されることになるようです。

 

「信仰上の理由で税金を払いません」ということが認められるというのは、日本ではちょっと、信じられないですね。

 

ボクなら、「税金を払わない代わりに、江戸時代の生活をする」ということあれば、税金を払って21世紀の生活がいいですけど。

 

このアメリカの一画で、静かに生活していたアーミッシュが、
2006年に世界の注目を集めることになりました。
そのことを、次回、書いていきます。

 

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