Franciscus_de_Xabier

外国人から見た日本と日本人、ザビエルが見た戦国時代の日本


上の画像は、ウィキペディアから。

 

今回の記事では、戦国時代に来日した宣教師の「フランシスコ・ザビエル」の目をとおして戦国時代の日本を紹介します。

 

フランシスコ・ザビエルは、もう中学校の教科書でおなじみの人物ですよね。
でも、ザビエルがどのような日本を見ていたかは、あまり知られていないのではないでしょうか?

 

というわけで、戦国時代の日本とともに、フランシスコ・ザビエルという人物にもせまっていきたいと思います。

 

以下の文は、「ザビエルの見た日本 講談社学術文庫」からの抜粋になります。

 

・日本人は、話がわかれば神のことについてむさぼるように耳を澄まして聞きます。私がこれまで会った国民の中で、キリスト教徒にしろ異教徒にしろ、日本人ほど盗みを嫌う者に会った覚えはありません。

 

・大抵の日本人は字が読めるので、私たちの教会の祈りもすぐ覚えます。

 

・ここにはおいしいものが何もないのです。
いくら食べたいと思っても肉体を満足させるものは全然ありません。ここに住んでいる人びとは決して鳥を殺して食べたりせず、常食は野菜と米で、小麦も、魚も、リンゴも、そのほかの果実も、ここではぜたいく品になっています。

 

・日本人はとても気立てがよくて、驚くほど理性に従います。昔からのやり方がまちがっていて神のおきてが正しいのだということを彼らははっきり悟りました。ただ、自分たちの王を恐れるあまりキリスト教に帰依しないでいるのです。

 

*ザビエルが鹿児島を離れることになったときのこと。

・私たちは信者に別れを告げました。彼らはみな私たちが大好きで、あれほど苦労して永遠の救いに至る道を教えてくれたことに対して涙をこぼして感謝しました。

 

・多くの者はキリストのすばらしい行いの話に吸い込まれるように聞き入りました。キリストの過酷な死の話になると彼らは涙を抑えることができませんでした。しかし実際にキリシタンになった者はほとんどありません。

 

・ミヤコは昔は大都市でした。しかし戦乱が続いて悲惨なことが重なったためにどこもかしこも荒れ果ててしまいました。

 

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・日本人は生まれながらにして好奇心が旺盛で、どこの国の人々も同様に何でも知りたがります。質問と解答について始終ほかの人々と話し合っています。彼らは何でも新しいこと、特に宗教のことが聞きたくてたまりません。

 

 

・キリシタンは信じられないほど私たちを大切にしてくれます。始終私たちの家に来て、なにか手伝えることはないかと尋ねます。 日本人はもともと親切な国民ですが、中でもキリシタンはとてもよい人びとです。彼らほど親切で思いやりのある者はどこにもいないのではないでしょうか。

 

・日本人はどの国民より何ごとでも道理に従おうとします。日本人はいつも相手の話に聞き耳を立て、しつこいほど質問をするので、私たちと論じ合うときも、仲間同士でで語り合うときも、話が全く切りがあません。彼らは地球が円いことを知らず、また、太陽と星の動きについても何も知りませんでした。

 

・私たちが彗星や稲妻や雨の原因について説明すると、彼らは私たちの話に夢中にって楽しそうに聞き入り、私たちをたいへん偉い学者だと思って心から尊敬しました。

 

・私は日本人に口では語り尽くせないほど恩を受けています。日本人を通して主は私の心を照らし、私数えきれないほど多くの罪を犯していることに気づかせてくださいました。

 

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・いくら繰り返しても足りなのは、同志の者たちが予想以上に試練と葛藤に耐えていかなければならないことです。しつこく質問しに来る者たちが昼も夜も跡を絶たず、解放されることはほとんどありません。

 

・この人びとの欠点の一つは、外国人の時間を、特に遠方から来る者たちの時間を平気で取り上げることです。別に悪気はなく、迷惑をかけるつもりも全然ないのですが、相手をばかにしたりみだらな口を利いて相手をからかったりすることはくあります。

 

・聖徳に秀でた神父を日本へ派遣していただけることを力とも慰めとも思っています。その主な動機の一つは、日本の国民が今この地域にいるほかのど国民より明らかに優秀だからです。

 

・日本では厳しい寒さに苦しまなければなりません。寒さをしのぐ方法はほとんどありませんし、体を休めるような寝床さえないことがよくあります。

 

・この地域の厳しい寒さとそのほかの試練に耐えるには当会のベルギー人の司祭、あるいはドイツ人の司祭が適していると思います。
 どうでしょうか?

 戦国時代の日本の様子やザビエルがどのような思いでキリスト教の布教活動をしていたかが、何となくでも見えてきたのではないでしょうか?

 

 ちなみに、これらのザビエルの言葉は、ザビエルがローマのイエズス会に送った手紙の中にあるものです。当然、日本人にではなく、ローマのヨーロッパ人に向けて書いたものです。

 

 ですから、テレビ番組でよくやるような、外国人が言う「ニホンハ、スゴイデスネ~」というお世辞はなく、ザビエルが見て聞いて感じたことをそのまま文にしたものだと思います。 

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