カテゴリー別アーカイブ: 韓国

オランダ人(ヒディング)から見た、韓国と韓国人(日本も)

 

「愛くるしい日本国民の微笑、比類なき礼節、上品で果てしないお辞儀と明るく優美な表情には、はるかに心よさを覚えます。」(シドモア 明治時代)

 

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サッカー日韓戦(U23日本代表戦)の大逆転は、興奮しましたね。
ということで、その興奮も冷めやらないうちに、サッカーをとおして、韓国という国や韓国人が見た日本を知りたいと思います。

 

今回は、「ヒディング」というオランダ人の目から見た韓国の姿を紹介します。
まず始めに、ヒディングとはこんな人物です。

 
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「スペインでの監督業を終えた後、2000年に2002FIFAワールドカップでの躍進を狙っていた韓国代表に招かれ、2001年1月に監督に就任。ポルトガル、イタリア、スペインといった強豪国を相手に勝利し、4位を達成した。

韓国では功績から準々決勝でスペインを破ったスタジアムである光州ワールドカップ競技場の名称を「フース・ヒディンク・スタジアム」と名称変更が検討されるほどであり、また名誉国民証を授与された (文、画像はウィキペディアから)」

 

韓国では、今でも「英雄」とされる人物です。
その彼が韓国代表の監督をしていたときのことをつづった「ヒディング自伝 韓国を変えた男(文藝春秋)」から引用して、記事を書いていきます。

 

「夕食時、刺身料理の店でヤンが『災難』にあった。テーブルにはタ コがのっていた。ずたずたに切り裂かれたタコたちは、にょろにょろと皿の上で蠢(うごめ)いていた。そんなものを食べるなんて。

韓国の選手たちはとコーチ陣は、黄色い油をつけて舌鼓みを打ちながら、咀嚼(そしゃく)して呑み込んでいた。誰かが、私たちに食べてみろと言う。一瞬考えたが、とうてい食べられるわけがなかった」

* 日本でも、あるタコの踊り食いですね。外国人には、納豆以上にムリ!なものでしょう。ベジタリアンには、見るだけでも拷問です。

 

 

 「韓国選手に接すれば接するほど、彼らには驚かされてばかりだった。戦歴や技量が問題なのではない。彼らの情熱だ。彼らは、あまりにも純粋で、心を開いて私の指示を理解しようと努力している。

ワールドカップを通じて、自分の価値を高めようとする他の国の選手とは明らかに違った。賈三鉉がいう選手たちの『国家的使命感』とは、まさにこのことらしい」

* 徴兵制がある韓国では、韓国人の愛国心は異常なほど。これが、日韓戦を必要以上に熱くさせているのですけどね。

 

 

「若い選手たちに、楽しむサッカーをしろと話した。車ドゥリにドイツ語で『ゲニースト ダス シュピール』と言うと、彼はすぐにドイツ語で、『楽しいサッカーをしろというのは、どういうことですか?』と聞き返してきた。

『楽しむサッカーをすればいいサッカーができる。だから、サッカーを楽しめ』韓国社会では、仕事を楽しむ姿を見せていけないという話を聞いたことがある。
韓国では楽しむのは仕事が終わって、へべれけになるまで酒を飲む時というふうに聞いているが、それは『楽しむ』ことではない」

 

* プロの選手が、スポーツを「楽しむ」という風潮は、日本でも最近までなかったように思います。
「根性」や「ひたむきな姿勢」がより重視されていた気がしますね。アメリカのベースボールは、日本の野球と違い、この「楽しんでやる」ということが大事とされていると聞いたことがあります。

 

「私は、韓国の意思疎通の方法に問題があると指摘した。韓国では、いつもベテランが若手に指示を出し、若手はただそれに従う。後輩は、ベテランにあえて自分の意見を言うことはない」

「チームを極大化しようとすれば、ピッチでは、年齢と関係なく、円滑な意思の疎通が成立しなければならない。選手には、年齢に関係なく名前を呼べと言った。韓国では、年齢が上の者の名前をむやみに呼んではいけないというが、試合では、そんな礼儀はなんの得にはならない。互いが理解できればいい」

*この辺は、さすが「儒教の国」ですね。

韓国では、儒教の精神が浸透していて、年上の人へのマナーが厳しいです。
例えば、お酒を飲むときも、年上の人を前にすると顔を横に向けて手で口を隠して飲みます。
「そうする必要なないよ」と言うと、それをやめます。

 

上のヒディングの指摘と同じことは、今も韓国で問題になっていて、朝鮮日報の記事( 2016/06/28)には、このようなものがありました。

 

サムスン電子、「さん付け呼称」導入で組織文化を変革へ

・サムスン電子が社員同士の呼称を「ニム」(日本語の様・さんに相当する呼称)に統一することになった。例えば、新入社員が上司のホン・ギルドン部長を呼ぶ時、「ホン部長」でなく「ギルドン・ニム」と呼ぶことになる。

・職位や勤続年数にとらわれず、誰でも自由にコミュニケーションできる文化を作ろうというものだ。

・サムスンが社内文化を革新しようとしている背景には危機感の存在がある。上部の指示に従うだけのトップダウン方式の組織では、急速に変化する情報技術(IT)産業で他社と競うのが難しいと判断したものだ。事実、米シリコンバレーの世界的な企業の間では役職や職位役職などの「階級章」をなくし、誰でも自由に意見を交わせる文化が定着している。

 

 

「日本がフランスに0対5で負けたから、それより少ない点差であれば負けてもいいという話がでているらしい。ありえない話だ」

* 韓国では十分、ありえる話だと思います。

スポーツの勝敗だけではなく、韓国のいろいろな基準は、「日本」にあります。「日本より上か下か」で物事を判断する傾向があることは事実です。

例えば、ノーベル受賞者の受賞者数でも日本と競い合います。

「ノーベル賞0人vs19人…韓国30年、日本146年基礎科学の差(中央日報 2014年10月10日」といった記事は、もはや「秋の風物詩」ですね。

 

 

「『日本の選手からはハングリー精神』がなくなったという話から、あれこれ仔細(しさい)なことまで日本と比較した。つまり、我々がしてはいけないことを並べて、日本を反面教師にしようと思ったのだ。日本と比較すると、選手たちの目が俄然(がぜん)きらきらと輝き始めた」

 

* 「日本が基準」というのは、こんなところからも分かりますね。「日本と比較すると、選手たちの目が俄然(がぜん)きらきらと輝き始めた」というところが、韓国人らしいです。

 

「試合を闘った後の競技場は、めちゃくちゃになるものだ。だが、韓国の人々は、自分が出したごみを全部片づけていった。イタリア戦が終わった後、しばらくグランドに残っていた私は、観衆がゴミを持っていく姿を見かけた。ヨーロッパでは、想像もできないことである」

* これは、日本も負けていませんよ!

ブラジルのワールドカップでは、日本人がゴミを片付けて、世界から称賛を受けていました。

こんな記事もあります。

 「初戦悔しい敗戦も、日本ファンが試合後ゴミ拾い…海外メディア賛辞 (サッカーキング記事  2014.06.16)」

 

こちらもどうぞ。

韓国を知りましょ! 「韓国カテゴリー」 目次①

 

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アメリカとキューバ・日韓の歴史、一つの事実に二つの認識(見方)

 

別のブログになりますが、以前、下の記事を書くときに、「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」と「キューバの歴史 明石書房」を読みました。

 

キューバ危機とその後のデタント~平和について③~

 

 この二冊を読み比べると、「キューバ危機」という同じ出来事に対して、アメリカとキューバとでは、まったく違った見方をしていて興味深かったです。

 

今回の記事では、「同じ出来事への二つの見方」を紹介します。

 

 「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書 村田薫」では、キューバ危機を「アメリカがソ連を屈服させました」と、アメリカの勝利としています。

 

 一方、「キューバの歴史 明石書房」には、キューバはアメリカの「核の脅迫」に屈しなかったとして、「キューバ人民は、冷静さ、決意、勇気という点において不滅の模範を示した」という記述があります。

 

 つまり、キューバはキューバ危機に対して、「キューバ人民が勝利し、アメリカは敗北した」という見方をしていることが分かります。

 

 同じ歴史的事実でも、アメリカとキューバとでは、見方がまったく違いますね。

 

 こういうことを知ると、世界の国には、それぞれの国の価値観や見方があるということが分かります。

 

 さらには、同じ国の中でも、多様な価値観がありますね。

 

 だから、歴史的な同じ出来事であっても、いろいろな見方があって当たり前です。
同じ事実であっても、それを書く側の見方や価値観が反映されていますから、同じ表現になるとは限りません

 

歴史を書くにしても、国や出版社で書き方が違っていても、当然です。 

 

 ときには、「キューバ危機」というまったく同じことに対しても、アメリカの教科書とキューバの教科書のように、「正反対」の記述になってしまうこともあります。

 

 しかし、その書き方には、アメリカとキューバの歴史認識が反映されているのだから、違っていても、それぞれの国では正しい見方であることは間違ありません。

 

 もっとも、アメリカ・キューバ共に、「自分の国を良く書きたい」という気持ちは、まったく同じなのかもしれませんけどね。

  

 すべての国に、その国なりの価値観や見方があります。
 だから、国が変われば歴史認識も変わることもあります。
 それは、「良いこと」でも「悪いこと」でもなく、世界では「よくあること」です。

 

 日本で「南シナ海」と呼ばれている海は、フィリピンでは「西フィリピン海」と呼ばれています。
 同じ場所であっても、見方が変われば、呼び方も変わります。

 

 でも、アメリカとキューバのように、異なる価値観や歴史認識のままででも、国交を結ぶことはできるし、友人になることもできます。

 

 日本と韓国では、歴史に対する価値観の違いが問題になることがあります。でも「あなたの歴史認識は違う」と言われてもあわてる必要はありません。

 

世界では、国が違えば考え方も違ってくることは、よくあることですから。
でも、どちらかの考えに合わせる必要もありません。
互いに、互いの違いを認め合えることが大事だと思います。

 

 私は韓国人の友人がいますが、歴史や領土については、価値観や見方はまったく違います。

でも、仲良くやっています。


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